遥か水平線の彼方を目指し、旅立った人々がいる。
希望だけを胸に、未知の航路に挑んだ人々がいる。
照りつける真夏の日差し、凍てつく真冬の嵐の中、星と月と太陽に導かれ、ただひたすらに進みゆく。
そしてある朝、彼らは見るだろう。藍き海原に陽光を浴びて光る、まばゆい大陸を...
彼らの残した道程は、いつしか光輝く軌跡となり、社会を、文化を、
そして人々の心を結びはじめる。
あらゆる物資が、情報が、思考さえもが海を渡り、あらゆる国々に、
地域に伝えられ、広がっていく。
世界を結ぶ海。豊かな恵みを伝え続ける紺青の海。
その遥か水平線の彼方を目指し、船出は今も続く。大きな夢と希望を胸に、
輝く太陽を目指して-